終活で持ち家や不動産を整理するにはどうすればいい?

終活で持ち家や不動産を整理するにはどうすればいい? 不動産関連
不動産関連

今回は、終活で持ち家や不動産を整理することについてお話ししたいと思います。

終活とは、自分の人生の最期を考えて、自分らしく生きるために必要な準備期間と言えます。
また、残される人たちについて考える重要な期間でもあります。
重要としているポイントとしては、持ち家や不動産は相続や税金などの問題が関わってくるからです。

この記事では、終活で持ち家や不動産を整理するための3つのステップ「現状を把握する」「目標を設定する」「実行する」をご紹介します。

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終活では不動産の現状を把握する

終活ではまず、自分が所有している持ち家や不動産の現状を把握することが大切です。
具体的には、以下のような点を確認してみましょう。

チェックポイント

これらの情報を整理することで、自分が持っている資産の全体像が見えてきます。
また、余裕をもって不動産を確認することで登記漏れや越境などの問題点や課題を把握することができます。

現状を把握する際には、専門家への相談がおすすめです。
例えば、不動産鑑定士に物件の価値を査定してもらったり、税理士に税金や相続の相談をしたり、弁護士に契約や書類の確認をしてもらったりすることができます。
専門家に相談することで、より正確で客観的な情報を得ることができます。

※令和6年4月1日より相続登記の申請義務が施行日されます。
不動産の法律は変化しますので、専門家に確認または相談をしましょう。
出典元:https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00599.html

終活の目標は逆算設定すると不動産をどうすべきかが見えてくる

次に、自分が終活でどうしたいかという目標を設定します。
目標は、自分がこれからどう過ごしたいか、どういう最後を迎えたいかをイメージしながら考えましょう。

目標の見本


例えば、上記のような目標を考えたとします。
その目標が「明確」且つ「現実的」な内容かを改めて確認します。
確認し、立てた目標に問題がなければ、目標から逆算した取り組む内容を具体的に出していきましょう。
※複数の目標を考えた方は、「優先順位」をつけて、1つずつ考えていきましょう。

逆算で考える

上記の例のように終活の目標が現実的で明確であれば、段取りがしやすくなり実行する際に迷わなくなります。
目標が有料老人ホームに入居する場合は、明らかに持ち家は不要になります。
また、入居前には資金の用意も必要になることがわかりますよね。
貯金から工面できる場合は問題ないですが、そうでない場合は資金の捻出が発生するため、住む必要が無くなった持ち家は売却する選択肢が高まります。

とはいえ、終活の目標を設定する際には家族や親族とも相談することが大切です。
特に、相続や贈与に関係する内容は、家族や親族の意見や感情を尊重することが重要になってきます。
自信の希望を伝えつつ、家族や親族とのコミュニケーションをとることでトラブルや争いを防ぐことができます。

終活目標の実現のための実行

最後のステップ「実行する」とは、目標に沿って持ち家や不動産の整理をどうするか考え実行していきます。
持ち家や不動産の整理を実行する方法は、目標によって異なりますが以下のような方法があります。

  • 売却する
  • 賃貸する
  • 贈与する
  • 遺言する
  • 寄付する

持ち家や不動産の整理を実行する際には、以下のような点に注意しましょう。

  • 時期やタイミングを考える
  • 手続きや書類を整える
  • 専門家に依頼する

時期やタイミングは、持ち家や不動産の市場動向や自分の生活状況などに応じて決めましょう。
手続きや書類は、契約や登記などの法的なものから、税金や相続などの金銭的なものまで、しっかりと整えましょう。
これらは、専門家に依頼することでスムーズで安心な実行ができます。

まとめ

以上が、終活で持ち家や不動産を整理するための3つのステップです。
終活で持ち家や不動産を整理することは、自分の人生を豊かにするだけでなく、残される人の負担を減らすことにもつながります。
終活は決して悲しいことではありません。
自分らしく生きるためにも、残される人のためにも、後悔しないように準備しましょう。一緒に楽しく終活しませんか?

著者情報
小川 裕子

こんにちは!『今から終活!』のサイト管理者の小川 裕子と申します。
私は相続コンサルタントの資格を持っており、終活に関する情報やアドバイスを発信しています。
私自身も親の介護や相続の経験があり、終活の大切さを実感しています。
このサイトでは、終活をスタートしたい方やご家族の方に役立つヒントやおすすめのサービスを紹介していきます。
終活は決して悲しいことではありません。
自分らしく生きるためにも、残される人のためにも、後悔しないように準備しましょう。一緒に楽しく終活しませんか?

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